・ライディングジャケットでの夏の過ごし方
・服装以外の夏の対策
・夏にバイクに乗らないという選択
半袖でバイクに乗らない理由
ケガが怖い
プロテクターが無い
当たり前ですが、半袖では肘肩にプロテクターは付かない。
事故の時もそうですがふとした時、立ちごけ、握りゴケなんて危険もあるのがバイク
運が悪いと自分の体重+バイクの重量までかかってくる
さらに打ちどころが悪いと骨折の恐れまである
折れるまで行かなくても地面にエルボー入れてしまったら・・・痛くて動けないですよ
以前、ポールの横を通る際誤って膝を打ち付けてしまった事が有るけどうずくまらずに済んだ
D3Oプロテクターのおかげでした。
肌に直接ダメージを受ける
牛革のレーシングスーツでない限り完全防御とはいかないでしょうし
スピードによってはそれも無理だろう
しかし半袖では直接肌にアスファルトが擦れるので・・・あとはご想像に。
そして、事故した皆が口々にいう一番嫌な事
擦過傷、つまり擦り傷ですね
治療ってまず、砂利なんかを取り除くために患部を歯ブラシみたいなやつでゴシゴシするみたいですよ?
俺は幸いに大きな事故も起こしたことが無いので経験が無いのですが痛いみたいですよ
俺はそんなことになりたくない・
ケガをするとお金が掛かる
もちろんの事治療費
もし骨折や動けなくなってしまったらバイクの配送代
無駄なお金が増えます
意外と疲れる
走行風でバタつく
街でよく見るんですが半袖で乗ってる人、パラシュートみたいになってますよね。
そして走行風に合わせて、バタバタバタバタ!!!!
シャツは伸びるし、首元なんかは擦れて痛い。
長距離は疲労感が溜まる
常にバタバタバタバタ!
もう、鬱陶しい!!!
日焼けのダメージはデカい
車道は遮るものが無い
歩道なら街路樹やビルの影などで日差しを遮れる場所もありますが、車道は基本的に無い
そして、アスファルトからの照り返しがまた熱い。
トンネルなどではない限り基本的に直射日光なので日焼けは逃れられないでしょう。
日焼けが進むと火傷になる
日焼けが進むと赤く腫れぼったくなってしまうし
水ぶくれが出来てしまい、破裂なんてしてしまったらお風呂も入れないです
そして熱い
日焼けが進むと肌が熱を持つ
ただでさえ暑いのにさらに熱まで持ったらさらに熱い
休憩でエアコンが効いた部屋に入っても肌が熱を持っていると熱い!
肌の弱い人は命取りになるぞ
日焼けもそうだが、汗をかき直射日光で蒸発をしてを繰り返していると肌の水分まで蒸発するし自分の汗の塩分で肌が痛む
そこにさらに日焼けるので余計肌が痛む
夏にバイクを乗る時に出来る服の工夫
ジャケットの工夫
ベンチレーションの大きいジャケットを選ぶ
メッシュジャケットよりもシッカリ走行風を取り入れられるベンチレーションが付いたジャケットの方が涼しい気がする。
さらにインナーを工夫すればより涼しいくなる
メッシュの様に日光が隙間から入ってくるよりもシッカリ日光を遮っていた方が涼しく感じる
透湿性の高い生地を選ぶ
ジャケット内が蒸れているとそれだけで暑い!
日光を遮る生地の厚さは欲しいけど湿気は出来るだけ取りたい。
ベンチレーションの大きさでも湿気は左右されますが生地自体が汗を乾きやすい生地でないとすぐ蒸れ蒸れになってしまい不快指数は上がっていくでしょう。
すぐ脱げるようにしておく
サービスエリア、道の駅、コンビニなどで休憩の時は出来るだけ体温を下げたいのでエアコンが効いた場所で休憩を取りたいと思います。
そのさい、体を守るために分厚い生地を使ったジャケットを着てたら折角のエアコンの恩恵が受けれませんね
休憩時は出来るだけ薄着で涼しい場所に行けるようにジャケットの下にSAなんかをうろつける様に一枚ワークシャツなんか着こんでおくといいと思います。
インナーを工夫する
体感温度が下がる物がイイ
気化熱を利用したり、生地にミント系の素材を編み込んだりと様々な商品が販売されているので自分の肌に合うものを探してみるのもいいと思います
速乾性の高い物が心地よい
ジャケットの中の湿気を追い出すのにもインナーの速乾性は重要
生地が湿ったままになっていると肌がふやけてしまい汗疹、肌荒れの原因にもなってしまいます
メッシュ生地の速乾性がすぐれた物が夏おススメです
値段は抑えめがおススメ
消臭効果など付加価値が付けば付くほど値段は吊り上がりますがある程度の値段のもので僕はイイと思います
機能を重視しすぎるよりも複数セット持ち歩いてツーリング先で入浴後新しインナーに袖を通す方が快適に過ごせると思います。
実際入浴なんて長くても一時間やそこら
いくら速乾性が高いインナーであっても完全には乾かないので価格を抑え複数持っておく方が長距離ツーリング時はイイと思います
近距離ならインナープロテクター+ワークシャツも有り
ジャケットより身軽で買い物などにはうってつけ
量販店なんかに買い物に行くときはわざわざジャケットを脱いだりと面倒に感じてしまいます
プロテクターもついていて買い物中もある程度涼しく店内をウロウロ出来るので便利
走行風の疲労感は増す
インナープロテクターとシャツの間に走行風が入り込んでバタバタシャツが言うので高速道路や長距離移動は向かないです。
また、走行風でワークシャツのボタン取れる事も有るので注意です。
汗疹対策は必須
インナープロテクターは肌にピッタリくっ付きますので汗をかいたときその水分が常に肌に触れてしまいます。
メッシュ素材とは言っても速乾では無いので速乾性のインナーを着て汗が肌に触れないように工夫が必要です
服以外にできる夏にバイクを乗る工夫
体調管理
よく寝る
寝不足って本当、体調管理の敵よ!
無理して途中で眠くなったり夏だと熱中症なんかもあるのでゆとりのあるスケジュール作り、睡眠時間の確保は重要
30才超えると体の無理も効かなくなってくる!
しっかり睡眠をとりましょう
朝食を食べる
栄養をしっかり取り、体を起こして、心拍数、血糖値、血圧をしっかり起きている状態へ戻すには食事!
寝起きのフラフラな状態でただでさえ暑くて体力を奪われる夏にバイクの運転なんて急激に体を動かしたらびっくりしちゃいます。とくにオジサンオバサンたち!
休憩時間を多めに取る
涼む時間を多めに取る
バイクに乗っていると気温の高い中直射日光を浴びながら体温もぐんぐん上がっていきますので普段よりも小まめに休憩をとってサービスエリア、道の駅、コンビニなんかのエアコンが効いている場所で体温を下げる時間を作る
凍ったペットボトルを活用する
最近ではコンビニで凍ったペットボトルが売っていますので、首筋、動脈、わきの下なんかを冷やして体温を下げる
タオルを持っていると便利
汗を拭うのももちろんですが濡らして冷やしたり凍ったペットボトルをタオルで撒いて首に巻くなど色々使えるで少し長めのスポーツタオルを持っておくといいでしょう。
また濡れてしまったタオルをそのままバッグに仕舞うとほかのものも濡れてしまうのでジップロックに入れて持ち歩くと便利です。
水分補給に注意する
冷たすぎる飲み物を飲みすぎない
暑さに体力を奪われると胃腸が弱ってくる
胃腸が弱るとご飯も食べれなくなるのでツーリングが楽しくなくなっちゃいます
それを避けるためにも冷たすぎる飲み物をがぶ飲みしない
自販機で買ってから少し時間を置く
注意は必要です
利尿作用の高い飲み物を飲みすぎない
飲まないよりはマシですが人間飲める量には限りが有りますし体液濃度も下がっていきますのでこの季節はお茶やコーヒーよりも水やハイポトニック飲料が良いでしょう
ハイポトニック飲料とアイソトニック飲料をうまく使い分ける
アイソトニック飲料とハイポトニック飲料って
ダイドードリンコのお客様相談室です。よくいただくお問い合わせやQ&Aを掲載しております。皆さまからのご意見・ご感想なども…
アイソトニック飲料 | ハイポトニック飲料 | |
濃度 | 体液と同等 | 体液より薄い |
吸収効率 | ゆっくり | 早い |
飲むタイミング | 出発前 長めの休憩時 | 大量に汗をかいた時 |
代表的な飲み物 | 大塚製薬 ポカリスエット 500ml×24本 | 大塚製薬 ポカリスエット イオンウォーター 500ml×24本 |
気温が高く汗をかく季節なので水分補給を小まめにしますが、
水のみを摂取していると体液の濃度が薄まってしまいバランスを崩し体調を壊しますので時折電解質も接種しなければいけませんが俗にいうスポーツドリンクって大きく分けると二種類あります
経口補水液のようなハイポトニック飲料は大量に汗をかいた時、直ぐ水分補給をしたい時
ポカリスエットのようなアイソメトニック飲料は吸収に少し時間が掛かりますが電解質がしっかり補給できます
休憩のタイミングなどで飲む飲料水を変えるのもいいでしょう
日焼け止めを活用する
ヘルメットの隙間から日焼けをする
ミラーシールドやドロップシールドを装着していても日差しってなんでか入ってくるんです
そしてスキーやってる人なんかだとゴーグルの部分だけ日焼けしないないんて有るけどバイクの場合逆で目の上から鼻の上くらいまで日焼けしてる
フルフェイスだからと安心してると鼻の頭だけ日焼けするなんて恰好悪い事になりかねません
グローブと袖の間も日焼けする
インナーでシッカリ隠れていれば大丈夫ですがそれでも薄い部分て日焼けする
顔ついでに手首、首辺りも日焼け止めを塗っておこう
目の保護も重要
目の保護の重要性
自分は人見の色が薄く日光に弱い
直射日光の中ずっといると充血するし室内に入ると調整が効かなくなる
それにコンタクトなので目の日焼けはコンタクトの違和感につながるので避けたい
走行中の目の保護
ミラーシールドだけでは役不足
黒系のドロップシールドが無いと直射日光は厳しい
バイクを降りたときの目の保護
海や山、ツーリングの目的地って基本自然の中だから直射日光が避けられない
サングラスはタンクバッグの中に常備しておきたい
そもそも夏にバイクに乗らない
夏にバイクを乗らないという選択
乗らないという選択は正解だとも思う
この時期に行きたい場所が有るなら別だけど乗らなければいけない義務はない
暑いこの時期バイクに乗るよりエアコンの効いた部屋でダラダラ過ごしたいというのも正しい過ごし方だと思う
注意していても熱中症になりうる
その時の体調なんかでもなるときはなるし
渋滞なんかでハマッてしまったらバイクなんかひとたまりもない
もし、熱中症になってしまったら
休憩して治ればいいよ
緊急搬送なんかされてしまったらよ
治療費はもちろん
帰宅にもお金が掛かる
バイクの運搬費
無理して費用までかさんだらたまったもんじゃない
熱中症以外の危険
食中毒
お土産なんかで持ち帰ったり目的地に持って行ってそこで食べたりとしようとすると持っていくものを考えないと途中で腐ったりするので足が遅い物を選ばないといけないですね
スマホの破損
気温が高かったり直射日光に当たっているとスマホがオーバーヒートしてしまい強制終了してしまいます
ケースに入れなくて済むホルダーや日中は出来るだけ充電しながら使用しないなど気を付ける
まとめ
・工夫次第でジャケットも涼しい
・インナーウェアも工夫が必要
・インナープロテクターを利用するのも有り
・休憩はまず体温を下げる
・水分補給も工夫する
・あまりに暑かったら乗らない選択もあり!
夏のツーリングってそれまた危険です
余裕のある予定を組んで事前準備をしっかりして臨みましょう