少しは処分しろよな！
・そもそもバイク用グローブは必要なのか
・バイク用グローブの使い分け
・バイク用グローブを選ぶポイント
・まとめ
そもそもバイク用グローブは必要なのか
安全性
- プロテクター
- 手の平の保護
- 素材
プロテクター
人間転倒しそうになる時、無意識に手を差し出してしまうらしい
そして、手で一番重症になり易いのが拳
脂肪が殆ど無く骨が突き出ている
強く地面にブツケテしまうと皮膚が裂けたり折れた骨が突き出たり
意外とすぐなってしまう癖に運転に支障が有る
なので一番守らなければいけないのは拳
手の平の保護
無意識、手を付き出すとケガをしやすい手の平
手の平を擦りむいたりとしてしまえば
バイクを起こしたり、運転して帰る事が苦痛になる
ケガをしないようにが大前提だけれども
ふとした時にケガをしてしまう
その時に最小限でとどめる事が大切
大事故で骨折などのけがを除き
家に帰るため、軽い転倒などでケガをしない事も大事
材質
アスファルトってやすりの様になっている
立ちごけのような転倒の時はイイが
走行中に転倒してしまい、手をついてしまったら地面に削り取られる
摩擦性に強い物が良いだろう
また、バイクは転んでしまうとガソリンがこぼれてしまう事も
最悪火が出てしまう事も考えられる
一気に燃え上がる素材では無く、難燃性な物が良いだろう
耐火性とはいかなくとも燃え上がるまでに脱ぐ時間を稼ぐ必要が有るだろう
操作性
- フィット感
- 収縮性
- グリップ力
フィット感
スロットルを捻る
ハンドルを握る
レバーを操作する
ウィンカー、ホーンボタンなどの操作も必要
締め付けすぎても操作に支障が出る
緩すぎても操作性が悪い
更に余った部分をが厚みとなりより疲労感を感じる
動作に支障が無い程度に締め付けが必要
収縮性
スロットルを握る、放す
レバーを握る、放す
指を曲げる動作に合わせて間接部分が収縮されるもの
関節を動かすのに支障が有ると最初は些細なことであっても
運転時間が長時間になればなるほど些細な事が痛みと変わりストレスとなる
グリップ力
バイクの操作には握力が必要な動作がいくつも有る
軍手のような滑り止めが付いていない物だと動作一つ一つに握力が必要
滑り止め、よりグリップ力が有れば必要とする握力が少なくて済む
必要とする力を道具で補うこと
バイクを長く乗るコツだと思う
快適性
- 触り心地、握り心地
- 保温性／透湿性
- 防水性
触り心地、握り心地
素材一つ、縫い方一つの違いで握り心地触り心地が変わってくる
スロットルの握り心地が変われば運転中のストレスも変わってくる
長時間になればなるほど小さなストレスが疲労に繋がる
保温性／透湿性
バイク用グローブで重要なのは夏よりむしろ冬
夏は安全性を除けば正直なんでも良いって言うのが本音
ただ、冬はそうにもいかない。
気温はもちろん、走行風の冷たさは嫌がらせのレベル
それなら鍋つかみのような分厚いグローブを使えば良いと思うだろうがそれでは操作ができない
操作性と保温性を兼ね備えた物がバイク用グローブ
そして暖かいだけでは汗で湿る
冬であっても直射日光に当たると汗ばみ
また走行風が当たれば冷える
必要以上に冷えないように透湿性、汗は乾いてくれないと不愉快だしより寒くなる
防水性
この機能も基本的には冬用防寒グローブに付いてほしい
夏は濡れてもほったらかして走行風を当てれば乾いてくれる
乾く最中もかじかむことは無い
寒い時期、夏以外は死活問題
冬以外でも雨に濡れて走行風に晒されていると手がかじかむ
ゴム手袋を中に浸ければと思うかもしれないが蒸れて不愉快
不快感、ストレスはやがて操作ミスを引き起こす要因になる
運転中は少しでも快適に、いかにストレスを減らすかが安全につながる
バイク用グローブの使い分け方
- 春ー秋 ３シーズングローブ
- 夏 メッシュグローブ
- 冬 防寒／防水グローブ
春ー秋 ３シーズングローブ
使い方
１年の内で一番使うグローブ
程よい薄さと程よい防寒性能
運転もしやすく環境の変化に強い
メリット
１年を通して一番活躍するグローブ
運転のしやすさと幅広い環境適応
スタイルからカラーリング
プロテクションの種類から材質、付加機能と選択肢が多い
デメリット
環境適応が広い分
極端な気候には弱い
夏は暑く冬は寒い
汗で蒸れるし防水機能も備わってない
夏 メッシュグローブ
使い方
茹だるほど暑い夏の日
割り切って使う必要が有る
防水性も皆無だが夏ならすぐ乾く
メリット
まずは通気性のよさ
汗もすぐ乾く、雨もすぐ乾く
群れも心配なく洗濯機で洗えるものが多い
デメリット
通気性が良いと言ってもメッシュの部分だけ
プロテクターの部分が蒸れるので汗疹になる事も有る
通気性を重視しているため素材の強度は劣る
転倒時のけがのリスクは上がると思っておいた方がいい
冬 防寒／防水グローブ
使い方
寒気からの手の保護
真冬はもちろん、春先や秋終わりの暗い時間帯や雨の時等
付け替えられるように持ち歩くのもおススメ
メリット
圧倒的な防寒性と防水性
雨を気にせずつけていられるし滲みて不愉快な思いもしない
デメリット
防寒性能を向上させると生地自体が熱くなる
握り心地も変わってしまい、グリップも３シーズングローブの１．５倍位太く感じる
スロットル操作も普段より握力が必要になる
レバー操作も普段より手を広げなくてはいけない
この些細な事が長距離ツーリングになればなるほど疲労として蓄積する
スイッチ操作もしにくくなるのでストレスを感じる
バイク用グローブの選ぶポイント
安全性
プロテクター
プロテクターって合わない物を使うとかなりストレスになる
形、硬さ、動かした時に当たらないか
形が合わなかったり、動かした時に当たってしまうと擦れて最悪血が出ます
そして、種類も強化プラスチックやカーボンなど硬い物から
ＣＥやＤ３Ｏなど柔らかい物も有るので自分に合うものを
ただし、柔らかくなればなるほど高価になるようです
素材
操作性を考えたら出来るだけ薄い物を選びたいが破れてしまったらケガになる
転んで手をついたとき、速度が出ていてこすれてしまった時
手の保護としては強度の高い物を選びたい
また、もしもケガをしてしまった場合
傷口に繊維が入り込んでしまったり、へばり付いてしまったら
取り除かなくてはイケない
考えるだけで痛そうなので俺は強度が有るものを選ぶ
すぐ脱げないようロックできる
しっかりベルクロでロック出来るもの
ロングのグローブは手首辺りでもロック出来るようにサブベルトが有るものがおススメ
一番怖いのは転倒時にグローブが脱げてしまい直接アスファルトに手が触れる事
脱着はしにくくなるが転倒時の衝撃でも脱げない物が良い
操作性
スロットル操作
バイクの運転中、一番動かしているのが右手
いくら巡航していても風向き、路面状況でスピードは変動する
スピードを一定にしようとすると、微妙なスロットル操作が必要になる
スロットル開度２０％ー３０％のあたりを行ったり来たり
その微妙な操作をする為にも
違和感のない握り心地
グリップ力
スロットル操作一つとっても確認事項はいくつも有る
レバー操作
レバーはスイッチじゃない
ブレーキ一つとっても止まり方でゆっくり握るときも有れば一気に握るときも有る
そして減速に合わせてレバーも戻していく
曲がりやすくても戻す時にばね指の様に戻ってしまったら車体が急激にはねて危ない
逆に硬くて戻りずらいと予測以上に減速してしまい周囲に迷惑をかける
曲げやすさだけでは無く開きやすさも重要
その他、細かい操作
特にウィンカーとホーンボタンの押し間違い
うっかりならいいけど何度もだと鬱陶しい
そしてね、その原因が生地の硬さだったり指の長さだったりする
快適性
温度コントロール
正直なところ季節ごとにグローブを使い分ける事が一番手っ取り早い
バイクって手に一番厳しい乗り物だと思うの
そこを快適にしようと思えば使い分けが一番だと思う
冬の寒い時期でも日中の暖かい時間と夜とで使い分けると疲労度も違う
通気性／透湿性
暑い日の通気性
寒い日の浸透性
グローブの中が自分の汗で濡れている状況は不愉快
不愉快だけではなくふやけてしまったり、汗疹、湿疹なんかの皮膚疾患にもなりかねない
入れ口の長さ
夏用は短く、冬用は長くが一般的
夏は入れ口を短くして、袖口から風をジャケット内へ
冬は入れ口を長くして袖口を縛り風を防ぐ
それだけでも快適性は変わる
まとめ
- バイクに適した機能が有る
- 安全性が大事
- 快適性も必須
- 結局季節で使い分ける
- 気が付いたら増えている
